浮気を許すか許さないのか

一生添い遂げることを誓い、結婚したはずのパートナーが浮気をしていたとわかったときに最初に感じるのは「裏切られた」という思いでしょう。

人によって裏切られたという思いの次に来るのは、怒りであったり悲しみであったり、あるいは何も考えられず、頭の中が真っ白になることもあるかもしれません。

何気なく浮気をしていることを知ってしまった場合は、まさか浮気をされていたなんてと信じられない思いも感じるでしょうし、もしかしたら自分の何かがいけなかったのかと考える人もいます。

一方で、絶対に許せないから何とかして懲らしめてやるといった、固い決意を胸に秘める人もいるでしょう。

どのように感じるかは人それぞれですが、最初の激情から少し落ち着くことができたら、しっかり考えるべきことがあります。

それが、浮気をされた自分は今後どうしたいと思っているのかです。

浮気をされたとわかったあとの方が大事

浮気をされたことがわかった場合、まずは心の整理をつけることと共に、やらなければならないことがあります。

それが、浮気を裏付ける決定的な証拠を握ることです。

この決定的証拠がないと、パートナーがしらを切り通したり、場合によっては逆ギレしてきたりする可能性もあります。

ショックから立ち直ってきたら、当面は気付いていないふりをするのがおすすめです。

そして、この間に探偵社や興信所に頼んで、決定的証拠を掴んでもらいます。

おそらくは写真になるでしょうから、ラブホテルに入る2人の写真や、滞在時間などが報告されるでしょう。

結果が掴めれば、やはり本当だったかとつらい気持ちがまた湧いてきますが、これが浮気をされた側であるという証拠になりますので、絶対に押さえておくことが大事です。

証拠が集まったらパートナーに告げる

証拠が手に入り、浮気をしていたことが確定したら、パートナーに切り出しましょう。

このとき注意すべきは、淡々と話すことです。

怒鳴り合いになってしまうと、浮気をされたのが奥さんであれば、身の危険が生じるかもしれないからです。

浮気をした夫がもし離婚を切り出したとしたら、夫が婚姻関係を破綻させた本人であることから、離婚の申し立てが認められないことを告げます。

その上で、自分自身はどうしたいと考えているかをしっかり決めておくことも重要です。

夫が浮気をしたことを後悔しており、もう二度と浮気はしないから離婚だけはしないでくれと懇願したなら、許すという選択肢もあるでしょう。

人間、誰でも失敗はあるものですから、浮気も失敗の一つと考えれば、腹の虫も多少はおさまります。

相手には慰謝料請求をしよう

子どものことや、夫と離婚することによって自分自身が不利な立場になる場合は、浮気を許した方がメリットが大きいでしょう。

特に夫が後悔し、反省して離婚だけはしないでくれというのなら、お灸をすえることで二度と浮気をしなくなる可能性が高いからです。

とはいえ、浮気相手の女性が既婚者だと知っていた場合は、女性相手に慰謝料請求をしましょう。

慰謝料請求は法的には損害賠償請求にあたりますので、夫と離婚しなくても精神的な苦痛を受けた代償を、浮気をするきっかけを作った相手の女性に責任があるとして、慰謝料を請求するわけです。

慰謝料請求を起こすことのメリットとしては、夫婦生活は破綻しないのに自分は慰謝料を支払わなくてはならない状況に追い込まれることから、浮気相手に愛想をつかし、相手の女性が離れていくと考えられることです。

浮気相手が夫を見限ってしまえば、夫も浮気をすることができなくなりますし、妻に決定的な証拠を握られている以上、これに懲りて浮気をしなくなる可能性は大と言えます。